今年は東北大震災から10年の節目の年。
そもそも今度のオリンピックは復興五輪を謳い文句にしていたはずだったが、いつの間にかそんなことは忘れられて、とにかく何がなんでも開催するという方向に進んでいるように見える。かたやコロナの現実を見てみれば既に第4波であることは誰が見ても明白、これで本当にオリンピックなんて出来るんだろうかというのが大半の意見ではないだろうか。
そんな中、今まで延ばしに延ばしてきた原発汚染水の処理方法が海洋放出に決定した。現実的に考えればおそらくこれ以外の方法はない。しかも国際的に見ても他の国でもやっている方法なので問題はないと思われるが、一方でもう少し上手な説明の仕方があったのではと思っている。実際にお隣の国が早速文句を言い出しているが、それは置いとくとしても、国際原子力機関と一緒に記者会見を開くなど、もう少し広報戦略としての知恵はあったように思う。
例えばここでも「汚染水」と書いてしまったが、実際には「処理水」であることが十分周知されているとは言えず、加えて過去の東電の隠蔽体質を見ているとそれが本当に適切に処理された水なのか私ですら不安な要素がある。いずれにしても放出に際しては今後30年以上もかけて処理水に残るトリチウムを希釈しながらの放出となるので、より丁寧な説明と風評被害に対してもより現実的な補償策が必要になるだろう。
それにしてもコロナと言いオリンピックと言い難問山積みだ。
さて、昨日の晩ご飯。
無事に休肝日も明けたこの日のメニューは甘辛く仕上げた豚の生姜焼き。沼津に来てからは野菜が足りない気がしていたので野菜炒めもたっぷり添えてみた。ついでに言うとこれに合わせた酒はジョニ赤の水割り。おかず (肴) がしょっぱいだけにスッキリした水割りが好相性だった。それにしてジョニ赤が1000円ちょっと、安くなったものだ。
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