図らずも、いつもの寿司屋

この日はちょっとしたハプニング。

割と爽やかな暑さだったこともあり夕食前に軽く飲むつもりでいつものワインバルに向かった。ところが所用もあって先に現地に着いていたカミさんから、とある事情で開店は7時、それもまだ開けられるかどうかわからない状態らしいと電話があった。

とは言え今更引っ込みがつくはずもなく已む無くいつもの寿司屋に電話したところ、少し早めに店を開けてくれることになって、この日は予定外の寿司での外食と相なった。

さて、まずはワインならぬ生ビールを飲みながらの突き出し。

何せこんな時間に来たことはないので、卵焼きはまだ湯気が出ているし、アジの南蛮漬けは味が馴染んでいない。まあこっちが無理をお願いしたので文句はなし。

この日の刺身は左からヒラメにマグロの赤身と縞鯵。

この中ではもみじおろしを乗せてポン酢で食べたヒラメがこの日の一番だった。

この刺身を摘みつつ実は横目で気になっていたものが。

まず最初は厚岸産だと言う生牡蠣。結構大ぶりな身に酢橘をかけて食べたが、これはもう想定通りで言うこと無し。それにしても昔は牡蠣は Rの付く月と言われたものだが今は年中食べられる。牡蠣好きの私としてはありがたい限り。

その横でカミさんの方も煮上がったばかりだと言うまだ熱い穴子を珍しく摘みで注文。

お裾分けがあるかと思ったが無かった。

と言っていると、先ほど刺身で食べた縞鯵のアラ煮が登場。

横目で気になっていた2品目で、小さな店だけにアラ煮はすぐに売り切れてしまう。いつもは有たり無かったりなのでこの日はラッキー。

あとは其々好きなものを握ってもらいながら、客は我々だけだったこともあってマッタリ。

時間が早かったので色々会話もはずんだが、ネタの魚が値上がりしていることだけではなく、水温が高いためにそのネタ数自体が少なくなっていることが寿司屋の親父として頭が痛いとか。全く温暖化がそんなところにまで進んでいるようだ。

最後はいつものように其々お好みの巻物で〆。

結果的に美味いものを食べてしまうと、たまにはこんなハプニングも良いかなと思うのが不思議なところ。

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