ひと月ほど前からぬか漬けを始めた。
目的は腸の調子を整えるためで、それ以来ほぼ毎日糠漬けを食べていて、その結果として腸の調子も良くなったような気がしている。一方で、難しいと聞いていた糠漬けだが実際にやってみると糠床の中に適当な野菜を漬け込むだけなので意外と簡単だった事にも驚いていた。
ところが最近になって味が今ひとつと感じるようになったので、調べてみるとそこは素人の悲しさで知らない事だらけ。例えば私はこの袋ごと冷蔵庫に入れていたのだが、それでは温度が低くすぎてそもそも発酵が進まないと言う一番基本的なことすら知らないでいたことが判明した。
それ以外にも旨みを出すためには鰹節やら昆布を入れろだとか、水が出てきたらどうしろだとか色んなアドバイスもたくさんあることを知ることとなった。そういえば糠床は育てるものだとどこかで聞いた気がするが、なるほどねぇ、ひと月ほどやってみてその一端が何となくわかった気がする。色々勉強になるわ・・・
さて、昨日の晩ご飯。
そんな糠床作りのうんちくにすっかり感心していたこの日のメニューは久方ぶりのミートローフ。たまたま何かでトウモロコシの入ったミートローフを見たのがきっかけで、要は丸めないハンバーグみたいな物なので材料も作り方もほぼ同じ。材料をよく練って最後に型に詰め込めばあとは180度のオーブンで30分。
結果は欲張りすぎてトウモロコシを入れすぎたので、ちょっとバラけた感じにはなったものの、そのトウモロコシの甘さと食感の違いがアクセントになって、どこに出しても星二つ半くらいはもらえそう。
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