2018/10 秋の北陸その2

さて、この「秋の北陸その2」は浅野川の袂からスタートする。
 
 
 
なんとも風情のある板塀と石垣を見ながら川沿いを歩くと、昔はこの辺りを着飾った綺麗な芸妓さんたちが歩いていたんだろうなと思うと、まるでその時代にタイムスリップしたような気分となった。
 
 
 
さらに歩くことしばし、ようやく東茶屋街に到着した。長屋つくりに茶色の格子戸が映えていかにも当時の姿を忍ばせていたが、京都などに比べ茶屋街とは言えほんの狭い一角だけ。しかも、そこにたくさんの観光客と言うことでコマーシャリズムの匂いもして正直あまり落ち着かない。
 
 
それでも、おそらくレンタルしたのだろうが、こんな着物姿を見るとさすがに往時の色街の雰囲気も感じられた。一方でそろそろホテルのチェックインの時間、ここまでよく歩いたし朝も早かったので町家カフェの二階に上がって一息ついたあとはホテルに向かうことにした。
 
 
さて、この日のメインの夕食。せっかく行くのだからと旅行の前から色々と調べてみたところ不思議なことに金沢では多くのお店が日曜休み。てなことで日曜営業の中から口コミもよくて予約が取りづらいと言う和風創作居酒屋の「風和利(ふわり)」を選んで一週間も前に電話をしたところラッキーにもカウンターが取れた。
 
で、そのカウンターに座ると中はこんな感じ。中の板前さんはそれぞれが焼き物、揚げ物、生もの担当などで合計4人、しかもテキパキとした動きは見ていて気持ちが良いほど。他に4人ほどのホール担当もいて彼らの動きも早く、もうこの時点でこの店は「当たり」と確信した。
 
 
 
早速、カミさんはワイン、私は日本酒でスタート。そのいずれもそこそこ種類が揃っていてグッド。あとは料理を適当に注文しておいて出来上がるのを目の前で見ながら楽しみに待つだけ。
まとめると、美味しくて雰囲気も上々、しかも支払いもリーズナブル。やはり口コミ通りで間違い無い店だった。
 
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