マラガから飛ぶこと4時間半。
到着はイスタンブールの現地時間で真夜中の23時55分。
ここでは2時間半ほどの待ちがあったので来た時と同じラウンジヘ。
その時には気がつかなかったがこんな透明の手荷物ロッカーがあった。驚いたのは真夜中にも拘らず思った以上に混んでいたことで、もしかしたら各方面への乗り継ぎのピークに当たったのかもしれない。
さて、ラウンジを出て仁川への便に搭乗するとすぐに朝食のメニューを渡された。
離陸するとまるで待ちかねたようにターキーッシュ・エアラインご自慢のフライング・シェフが朝食のオーダーを取りにやって来た。時間的にもまだまだ先の「朝食」のオーダーを何故このタイミングで取りに来たのか今もって不明だが、もしかしたら朝食の前ギリギリまで寝かせておいてあげようと言う親切心だったのかも・・・
そして、しばらくすると今度は夕食のオーダーを聞きに来た。
そうは言ってもそうは食べれるものでない。確か前菜だけには手をつけた気がするが、メインは何を食べたかさっぱり思い出せないし実際その写真も残っていなかった。その後はまっすぐ東に向かって更に7時間ほどの飛行。
その間、殆ど眠って過ごしたが機内の電気をつけられてしまい、目を覚まして窓から見ると下には中国の砂漠のようなところが見えていた。
そんなタイミングで出されたこの朝食だったが半分くらい手をつけたところでもう食べられない。それでもかなり良く眠れたせいか寝起きのコーヒーはうまかった。
高度が下がりトルコ語、英語、韓国語のアナウンスが流れると無事仁川に着陸。
時間は韓国時間で午後6時半。タクシーを拾い空港脇のベストウェスタン・インチョン・ホテルに向かった。元々はこの後また乗り換えて、この日のうちに日本に帰りたかったが仁川発の日本向けは便数も少なく、仮に金浦空港まで行ってあったとしても日本着は夜中になってしまうので、もともと仁川で一泊することにしていたもので空港線の何とか言う駅の真ん前だった。
もっとも今考えてみたらこの晩のうちにソウル市内まで行ってそこで泊まって翌朝金浦から羽田に帰るという手もあったことに気がついた。
さて、ようやく仁川にはついた。
久方ぶりにソウルの街まで出かけることも考えたが、翌朝の便は7時半と早いのでホテルのそばで軽めの夕食と決めた。しかし、すぐそばにたくさんあった韓国料理店は韓国語だけの看板でよくわからないし、韓国ウォンの手持ちも少なく何かと不安。そんなことで、外から中が見えていたこんな店に入店、英語も通じたしカード払いも可能と言うことでこんなものをつまみながら、ここでこの旅最後の一杯を楽しむことにした。
ちなみにここの若いマスターは韓国人のくせにベトナム生活が17年とかで自分の母国語というほど英語がやたらとベラベラ。面白い店だった。
翌朝となった。
帰巣本能なのかカミさんが早く行こう、早く行こうと、やたらとせっつくので5時に起きてタクシーで空港へ。ホテルから5分程で着いたので朝も早いし当然空港はガラガラかと思いきや意外にも既にたくさんの人がチェックインの列を作っていた。それでも自動発券機からチェックインすると荷物を預けるだけなのでこちらも意外にもスムーズに終了。イミグレもあっさり通過してもはやすることもなし。
しょうがないので最近入手したプライオリティ・パスが使えるラウンジで時間をつぶして朝飯でもと向かったところ、どのラウンジも朝7時に開くとのことで7時半の便では何の役にも立たず。
まあ、それでもJIN Airの飛行機は無事定刻で離陸したし成田もスムーズな着陸で、この長かった旅もめでたく終了。それにしても茅ヶ崎住まいの人間にとってやはり成田からの帰路も遠かった。
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