私が生まれて小学校まで育った場所のすぐ隣りの市だけに何かと心配したが幸い大きな被害もなかったようで一安心、それにしてもやはり日本は地震国、それなりの準備と心づもりをしておく必要がありそうだ。
さて、話は変わって毎週一回のみなとみらいでの社会人講座も昨日が最終回、ついでに野毛界隈でうまいランチを探すと言う試みもこの日で終わりとなる。そんな訳でこの日に向かったのは家を出る前から絶対ここと決めていた天婦羅あぶら屋。
何でも油問屋が昼だけやっている店ということで口コミも上々、桜木町の駅を降りて12時ちょい過ぎに店に着くと既にカウンターだけの店内は満席で外にも若い女の子が2名並んでいた。講座の開始が1時なので間にあうかと気になったが、ここまで来たのだからと後ろに並んで待つこと10分ほどで席に通された。
早速天婦羅定食のBを注文するとピーク時間だったよう目の前の揚げ場では板さんは注文をこなすのに汗だく、そんな姿を見ながらしばらく待っているといよいよからりと揚がった天婦羅が到着。
天婦羅定食のBの内容は海老、いか、キスに野菜が5品。この日の野菜は舞茸、ナス、かぼちゃ、シシトウそれに蓮根で、揚がり具合はとにかく軽くてサクサク、それでいて中はフワフワで火が通り過ぎず絶妙。やはり油問屋だけあって板さんの腕だけではなく油も良いのだろうか久方ぶりにかなり美味い天婦羅を食べた気がした。
これにしじみの味噌汁がついて1200円は十分リーズナブルだと思ったが、これだけの天婦羅の割にはご飯が今ひとつ、それに味噌汁の味も薄すぎたのがちょっと残念だった。まあ、それはともかくとしてビールでも飲みながらこの天婦羅を食べたらさぞ美味いだろうなと、実際そうしている隣の人たちを見て羨ましく思った。
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