難しいものだ。
贅沢だと言われてしまうかもしれないが、私たちはいわゆる回らない鮨屋で月に一回か二回、好きなものを握ってもらうのを楽しみにしている。
幸い、茅ヶ崎にいるときは私の懐でも何とかなる店があるが、ここ札幌では超レベルの高い回転鮨があるためか、殆どの個人店はコース仕立てとなっていて、しかも高すぎる。
そんな訳で昨年来、私たち好みのそんな店を探してきているが、今回とある老舗を紹介されたので早速行ってみた。
と言うことで、まずはお任せで刺身の盛り合わせ。
ネタ箱の中にある魚を一通りこんな形で出してくれたが、カウンターだけの小さな店なので茅ヶ崎の店同様にネタ数は限られているようだ。
ある程度、酒も進んだところで握ってもらうことに。
しかし初めての店、ここは安全に値段が表示された特上鮨を食べてお勘定をしてもらったが、やはり行きつけの店にするには味もお値段の方も今ひとつで残念。
そもそも回る鮨と回らない鮨を比べること自体おかしいと思うが、札幌のようにこれだけ回転鮨のレベルが高いと、値段差を含めそれで良いと割り切らざるを得ないのかもしれない。