久方ぶりにいつもの寿司屋に足を向けた。
調べてみたら前回が2月の末だったので珍しくもほぼ一月半ぶりとなってしまった。
そんなご無沙汰を詫びて着席し、まずはこんな形の刺身の盛り合わせでスタート。
実は瀬戸内海の魚があまりに美味かったので変な心配をしていたが、こちらの魚もそれに負けずに美味くてホッと一安心。
さて、その後はマコガレイがあったので煮付けで注文。
ところがカミさんにほとんどを食べられてしまい、私は今年豊漁だというホタルイカのヌタを肴に日本酒をやることになった。
まったりした時間を過ごした後はそれぞれ好きなものを握ってもらうことに。
もちろん最後はいつもの通りに干瓢巻きで締めることにしたが、こちらの親父さんは時折茶目っ気を出して涙が出るほどのワサビを入れるので要注意。幸いこの日はあらかじめ釘を刺しただけあって良い塩梅の辛さだった。
考えてみれば最初に茅ヶ崎のマンションを探しに来たときに始まってこの店に通い出してもはや10年を超える。
今時個人経営の寿司屋がどんどん消えていく中で、この値段でこのクオリティの寿司を気持ちよく食えるのは本当にありがたい。