この日は爽やかな風を感じなからプラプラ歩いていつもの寿司屋に向かった。
この店は常連客の多い小さな店なので予約は必須。ただ最近はここの親父さんがLINEを覚えてすぐに予約の返信が来るようになって便利になった。
席に着くと早速この日のネタを物色。
いつも通り品数は限られているが、まあそれでもそこそこ揃っていたので、右から縞鯵、マグロの赤身、ヒラメ、赤貝の紐を刺身で注文。特にこの日のヒラメの縁側は分厚くてコリッコリで感激。
次は縞鯵かカンパチの頭があったので煮てもらう事にした。
継ぎ足し継ぎ足しの甘辛いタレで煮たこの店の煮魚は絶品。この日はアラなので大して食べるところがあるわけではないが、それでも食べたと言う気になるのはこのタレのせいなのかもしれない。
そんなアラ煮を肴にして軽く飲んだ後は其々好きなものを握ってもらった。
海老にしても穴子にしてもこの店の自慢だけにいつもの通りに旨かったが、私的にこの日の一番は芽ネギを挟んだヒラメの握り (最後の写真の左端)。「旨いねぇ」と親父を褒めたところ芽ネギとヒラメは合うと思ったんだとニヤリ。時々こんな洒落たことをしてくれるので、全くこの親父は隅におけない。
今こうやって撮ってきた写真を見てみると、カミさんと2人でこれしか食べてなかった事に気づいたが、それでも充分満足して帰宅したのだから不思議。もっともその帰りにもう一軒に梯子して軽くまた一杯やったのだが・・・
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