小笠原父島旅行5日目

父島での最後の朝が来た。

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さて、この日のホテルの朝ご飯はおにぎり。

それにしてもボリュームが凄いのには驚いてしまったが、美味しかったのでこれをしっかり平らげて腹がパンパン。もしかしたら昼飯抜きでも良いかななどと思いつつ腹ごなしも兼ねて朝の散歩に出る事にした。

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てな事で散歩に出てみるとおがさわら丸が見えた。

今日の15時にはあれに乗って島を去る事になる。何となく名残惜しい気がしなくもない。

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さて、この日の予定には島の歴史を見て廻るヒストリーツアーが含まれていた。

そんな中、良い天気のもとでもう一度島のあちこちを見てみたいとお願いした所、たまたまこのツアーの客が私一人だったことから、このヒストリーツアーを再度の島巡りツアーに代えてもらえる事になった。

そこで真っ先に向かったのが到着日にも来た二宮金次郎の像。何でも昔は大村にあった小学校にあったもので、米軍接収後この山に移されたとのこと。その際、誰かが首を持っていったとのことで首無し。

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次に向かったのはそこから歩いてすぐの長崎展望台。

上の写真が到着日で下がこの日のもの。Before & After じゃないけれど太陽が出ているだけでここまで違うのかと思うくらいの素晴らしい景色を見る事ができた。

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当然それ以降も行く先々で到着日とは全く景色が違って見られたのには驚いた。

これぞボニンブルーと言われる色で、ハワイとも沖縄の宮古島とも違って独特の色、大々満足で2度目の島巡りツアーを終えた。通常この島を訪れる多くの人たちはバイクを借りたり電動アシストの自転車を借りて自分で島巡りをするようだが、今回のパックツアーには先に説明したような三つのオプショナルツアーが含まれていて、しっかり説明までしてくれたので何か得した気分だった。

それにしても、無理をお願いして最後にまた島巡りツアーが出来てつくづく良かったと思った。

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この後は街の中心、大村地区の公園前で下ろしてもらって出港までは自由行動。

15時出港なので大きな荷物は14時に受け付け前に持ってきてくれるとのこと。

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と言う事で、まずは出港前の腹ごしらえ。

魚系は飽きてきたので表通りに面したこんな店を見つけたので入ってみた。ところがこの店の親父の愛想の悪い事この上なし、カレーが食べたかったので注文したところムスっと「無い」の一言。良く聞こえなかったので再度聞いてみたところ「書いてあるからわかるだろう」とつっけんどんな対応。確かに見てみるとこの日はカレーが無いと書いてあったのだが・・・

正直ムカっときたけれど、いまさら動くのも面倒くさいのでここに決めメンチとコロッケの定食を注文したところ、この注文にも返事がなかったので少々心配にはなったが、こちらも意地になっていたのでそのまま待つことにした。

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まあそれでも無事注文は通っていたようで無事到着、味はまあまあだった。

それにしても客が6人ほど重なって、この親父が一人で何もかにもやるのは忙しかったのかもしれないが、そうだとしてもこの客あしらいには呆れてしまった。

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それでもこんな景色を見ればそんなことも忘れてしまうのもこの島の良い所。

こんなところでのんびりと暮らしながら黄昏てしまうのも悪くは無いなと思ってさえしまった。

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そんなことをしている内にもう14時近くとなって乗船ターミナルへ。

荷物を受け取って Pat Inn の皆さんともお別れ。

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乗船するとあてがわれた特2等寝台はすぐ窓際。

来た時は船の後部の席だったためエンジンの音と振動が気になった。そこで交渉して来た時よりは遥かに静かで快適そうな前部の場所に変えてもらった。しかもラッキーなことに隣り合わせのベッドもない。

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程なく出港。

宿の方やガイドの皆さんが手を振って「行ってらっしゃい」と送ってくれた。

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さあ、ここからがこの島名物のお見送り。

本当は動画を貼り付けたかったところ、どうやらこのブログではできないようなので静止画にしたが、10艘ほどのボートが船と一緒に並走し、港の出口では次々と飛び込んで見送ってくれた。

以前に YouTubeでこんな光景を見た事があるが、やはり実物を見ると感激ものだった。

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さあ、出港してしまえば後は何もすることも無い。

飽きるまで船からの景色を眺め、夕飯にカレーを食べて就寝。

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そんな中、寝るまで暇を持て余していたら船内にこんな掲示があった。

読んでみると、やはり小笠原の帰属にもいろんな経緯があったようで、良くもまあ小笠原が日本の領土になったものだとつくづくと考えさせられた。一時はイギリス船が来島し領有宣言をした中で日本の領有が認められたことは余程運が良かったと思わざるを得ない。

そんなことを考えながら来た時よりはかなり大きな揺れの中で眠りについた。

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