また一つ松林が消えた。
ここ茅ヶ崎に来て６年半が過ぎた。こちらに来た当初は海岸までのワンコ散歩の道々にかなりの数の松林があって、サザンビーチのすぐ近くにもその一つが残っていたのだが、それが今回また一つ減ってしまった
元々、茅ヶ崎駅南側のこの辺りは葦の茂った小さな漁師町だったそうで、砂地を好む松林もたくさんあったらしい。当然、土地の値段も二束三文だったようで東京あたりの金持ちがそんな大きな松林を購入し、その中に大きな別荘や管理人の家を建てたものが今まではたくさん残っていた。
ところが今やそんな別荘も古くなり誰も使わなくなったことで、毎年のように再開発が進んでいる。その結果、住宅地として売却できるように小さく切り売りされ、そのたびにそんな松林が一つ、また一つと消えていく事になる。
せっかくの風情が無くなって寂しい限りだが、これも時代、どうしようもない事なのだろう。
さて、昨日の晩ご飯。
この日はちょっとした事情があって休肝日を一日延ばし、久方ぶりに家バルを開店する事にした。とは言っても大したものではなしに買ってきたものと作ったものをいくつか並べてワインを飲んだだけ。昔は大食いの夫婦を自称していたものだが最近は二人でこのくらいの量で十分、情けないものだ。
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