先日、沼津はウナギが美味いなどと書いたせいですっかりその気になってしまった。
そこであの記事を書いたすぐ後に富久家に昼の予約を入れた。
何度も前を通っていたが目立つほどでもなく、どちらかといえば地元客を相手にした店のように見える。我々が店についたときには予約で満員とのことで暖簾がしまわれていたが、中は4人がけのテーブルが4卓と小さめな座敷にも3卓ほど、すでにお客がギッシリでウナギを焼く香ばしい匂いがしていた。
周りの壁には沼津の老舗店らしく歌舞伎役者や落語の師匠たちの色紙がズラリ。
実は一月ほど前にも茅ヶ崎の隣の平塚まで、わざわざ美味しいと言われるウナギを食べに出かけたのだが期待に反してガッカリだったので、これを見て今回はリベンジが期待出来そうな予感がした。
待つこと20分ほどで注文していたウナ重が運ばれてきた。
我々はウナ重の並を注文したが量的にも焦げ目も照りも十分で見ただけでもうよだれが出てきた。これはもう間違いなさそうだ。
さて、実食。
タレは濃い目で甘みよりも醤油が勝っている印象。身は当然フワフワだがそれでいて焼き目のところがカリッとしていて口に入れると香ばしい香りがした。米とのバランスも良いし、前回の平塚で食べたウナギはただ柔らかいだけで全く香りがしなかったので大違い。
と言うことで、ただひたすら食べ続けあっという間に完食。昨年末に行った「うなよし」も美味しかったが私的にはこちらの男性的な「富久家」のウナギの方が好みかも。
いずれにしても沼津のウナギはやっぱり美味かった。
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