このところ大きな視野でものを考える人たちがいなくなってきているように思う。
巨人の原監督の刹那刹那での瞬間芸のようなチーム采配については、ここでも散々文句を言ってきているのでそれ以上は触れないが、日本と言う国を采配する政治の世界でも年々そんな傾向が強まっている気がする。
例えばついこの間、現職の財務次官が自民党の総裁選に絡んだバラマキ批判をやって物議を醸している。この日本の財政が大赤字だ増税だと言う財務省の言い分はともかくも、確かに大きな観点からの提言であることは事実。それを議論もせずに、ただ10万円を配れ、では文句の一つも言いたくなるだろう。
それにしても少子化少子化と騒がれて、2040年には自治体の半数が消滅するし、年金は一人が一人を支えるようになるようだ。おまけに働き手の年収は20年前と同じで全く増えていない。そんな議論もせずに一体彼らはこの国をどうしていこうと思っているのだろうか。
すでにそんな失われた20年が過ぎてしまった。もはや残された時間はほとんどないことを思うと、いくら何でもここいらへんで必死になって日本という国のグランドデザインをやり直し、しっかり手を打っていかないととんでも無い事になる、などと私如きが言うことでないと言われそうだが、それでも言いたくなってしまう。
さて、昨日の晩ご飯。
休肝日も明けて買い物に出かけると活きの良い生のカジキマグロが目についた。先日はこれをフライにしたが、この日はこれをムニエルにしてレモンバターソースで食べる事にした。そうは言ってもこれだけでは腹が膨れないので、これに添えたのは海鮮の塩焼きそば。
変な組み合わせだとは思ったが食べてみるとそれほどおかしくもなく、海鮮ざんまいの晩ご飯となった。
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