兎にも角にも昨日は片道２時間を超える遠距離通学を試して見た。
ところがもうすこし大変かなと思っていたが、乗り換えもスムーズ、窓から見える景色も新鮮でむしろ遠足みたいな感じで楽しかったと言うのが正直な感想。もっとも毎回と言うことになれば話は別ということになるに違いない。
さて、そんな遠距離通学の後はカミさんと沼津駅の改札で待ち合わせ山正に向かった。こちらの店は、沼津で必ず名前の挙がる店のようでこの３月にも一度友人ときたことがある。今回はその時の印象が良かったことを思い出し、前日夜にダメ元で予約を入れたところたまたまテーブル席ならと予約できたので再訪してみることにした。
さて、歩いて６、７分で到着するとまだ開店前。
店前で少し待って入店したが当然ながら我々が一番客。コースもあるようだがこの日はアラカルトで行くと決め、こんなものを肴にまずはビールからスタートした。
前回来た時も感じたのはこの店の客扱いの丁寧さ。
この日もお通しは朝どれの生しらすだけれど問題ないかとか、刺身の盛り合わせを頼むと嫌いなものはないかなど、そこかしこに気の配りが感じられたのはとても好印象だった。そんな事を思っているうちにその刺身の盛り合わせも到着。何せ他の客がいないので頼んだものがすぐ出てくる。本当はこちらのペースを見ながら出してくれるともっと良いのだが、それは言わないでおこう。
一方でこの店には１.５人前なんていう気の利いた盛り合わせもあって、盛り付け方も綺麗、皿の上の魚も水準以上だったが、その中でも特にマグロの赤身と７キロあったというカツオがやたらとうまかった。
しばらくすると一挙にお店が立て込んできた。
我々が予約したかったカウンター席には常連たちがギッシリだし、テーブル席も奥の個室にも客が入ってさすがは有名店という雰囲気。
そんな様子を見ながら我々はそろそろ締め。
そこで前回は試さなかった寿司を握って貰うことにしたが、せっかくこれだけ旨い魚があるのにも拘らず、シャリの感じが微妙、握り方、巻き方も固すぎて、残念だった。もちろん専門の寿司屋ではないのでこんなものなのかも ???・・・
と言う事で、飲み代込みでお代の方は一人当たり８千円弱。魚は旨かったので、まあこんなものだろうが、リーズナブルで旨い寿司屋を探すと言う我々の宿題は残ってしまった。
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