いつの間にか１２月に入った。
そこで忘れてしまわないうちに月初恒例のランチのシリーズ。
母親が蕎麦を食べたいとのことで連れて行った箱根の入り口にあるお店。
元々が蒲鉾屋のために、かまぼこのかき揚げがついた蕎麦があったので注文してみたが、意外にもかまぼこのシコシコした食感がかき揚げにぴったりだった。ついでに言えばオプションで追加したマグロとトロロの小丼が蕎麦よりも美味しかったと言ったら怒られるだろうか。
今どき珍しい沼津駅前アーケードの中にあるお店。
沼津も御多分に洩れずシャッターが閉まっている店が多い中で駅前のいくつかの商店街はなんとか頑張っているようで、この店にもひっきりなしに客が入っていた。中国人調理師が作るラーメンは果たして?と思って注文してみたが、これが魚介の出汁がしっかり効いたいわゆる町中華の醤油ラーメンだったのにはびっくり。メニューの品数も多いしたまに中華飲みでもしてみたい。
施設で暮らす母親が野菜の天ぷらが食べたいと言い出しネットでこの店にたどり着いた。
この店はメニューの種類が多く何とかそんな要望を満たすことができたし、私が食べたこのカキフライもカリッと揚がっていて油の嫌な臭みもなし。安いけれど上手くないという私のファミレスに対する認識を変えないといけないかもしれない。
何ともレトロな雰囲気に誘われて入ってみたが食べている間にも客が続々と詰めかけて人気店であることがよくわかった。味もまさに町中華のそれで特別な物が入っていたりするわけではないが、それだけにすっと胃の中に入ってくる。あとはやっぱりこのビジュアルのインパクトが半端ない。
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