さて、翌朝。
それからしばらくして通常は大型貨物船などが停泊するのであろう石垣港ターミナルビルの真ん前に着岸。すぐ脇には「よなくに」という巡視船が停泊中。向こうの方にも複数の海上保安庁の船が見えて、やはりここはお隣の赤い国との紛争現場であることを意識させられた。海上保安庁の皆さん、本当にご苦労様です。
早速、港に並んでいたバスに乗ると島の中央部まで連れて行かれ、そこから牛車に乗っての島内観光に出発。
ところが何とも残念なことに牛車観光に反対する立て看板が行く先々に立っていてすっかり興ざめ。確かにこんな狭いところを朝から晩まで沢山の牛車が通れば住民にとっては甚だ迷惑な話とはいえ、折角の渋い島唄も家々の情緒も台無し。結局は竹富島はすこぶる印象悪しという結果となって早々に本島に戻ることにした。
そんな車にちょっぴり不安を抱えつつも40分ほどで川平湾へ到着。目の前には良く写真やテレビで見る川平湾の光景が広がったが、昼真っ盛りと言うのにグラスボトムボートなどは全て係留されたまま。聞けば昨夜の大雨で海が濁っており船のツアーは全てキャンセルとのことで残念無念。
後で聞いたところによれば午後からは船が出せたと聞いて益々残念だったがこれも巡り合わせ。何となく余り良い印象が無かった石垣となってしまったので今度は季節の良い時に再訪してみたいものだ。
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