2014/5 クルーズ乗船記その4

奄美大島を夕方に出港し翌朝起きると沖縄の那覇に入港していた。

 
那覇では特に大きな出迎えの行事もなく朝が早いこともあってか、割と閑散とした中で上陸を開始。天気の方も今一つ。
 
 
沖縄には何度も来ているので、この日もオプショナルツアーはパスし、大半のツアー客が上陸した後に徒歩で国際通りに向かう。地図で見る限り大した距離ではないと思ったが実際に歩いてみると港からは登りの坂道もあって結構きつい。それでもこのような標識や屋根の上のシーサーがいかにも沖縄らしく元気付けられる。
 
 
歩くこと25分、県庁前からは沖縄のモノレール「ゆいレール」に乗って目指したのが牧志市場。
 
 
いつもながら東京近辺では見られないような色をした活きの良い魚が並んでいる。
 
 
一通り市場内を見物した後はそのまま2階に上がり、取れ取れの魚を味わうことにした。
 
 
出港以来ずっと肉系の食事が続いたため、とにかく魚が食べたくてまずは刺身の盛り合わせを頼んでビール。確かこれで一盛り千円、ぷりぶり、コリコリの食感にビールはあっという間に空になる。
 
 
となれば、ここは沖縄。当然のごとく琉球泡盛の「久米仙」にスイッチ。昼の日中にちょっぴり罪悪感を感じながら呑む酒は旨いと誰もが言うが、もしかしたらこれが本当の贅沢なのではなどと思いながら旨い魚と酒で幸せな気分となった。
 
 
最後はやっぱり沖縄そばで〆。それにしてもこのカツオ出汁のスープの旨いこと。どういう出汁の取り方をしているのか知らないけれどとにかく濃厚でそれでいてエグミが無い。一回厨房に入れてもらって作り方を見学したいと真剣に思うほどだった。
 
 
さて、タクシーで船に戻った夕方5時、雨が降り出してきた中でエイサーの太鼓の音に見送られていよいよ出港、次の寄港地の石垣島に向かう。