世の中がまたコロナで騒がしくなってきた。
そんな中、外出自粛なんて話が出る前にと昨日は久方ぶりにいつもの寿司屋に出かけた。前回は9月のまだ暑い盛りだったのでほぼ2ヶ月ぶりとなる。
例によってカウンターに座ると珍しくもこんなお通しが出てきた。
さすがに店が新しくなってこんな洒落たことをするようになったらしい。
先ずは目の前のネタが書かれた看板を見ながらつまみを切ってもらう事にした。
左から順に真鯛、中とろ、スミイカ、そしてサンマ。この中では特にスミイカが美味かったが、親父さんがそろそろ時期が終わりだと言っていたように、わたしにとって今年初めてのサンマは期待していたほど脂が乗ってなくてちょいと残念だった。
そうこうするうちに先ほど食べた真鯛の頭があるという事で煮てもらう事にした。
継ぎ足し継ぎ足しの煮汁で炊いただけあってさすがはプロの味。所詮はアラなのでそんなに食べるところがあろうはずも無いが、そこを穿って食べるのが何とも美味かった。特に甘じょっぱい煮汁と真白の身という何とも言えないバランスが見事だった。
さて、そのあとはそれぞれ好きなものを握ってもらったが、この日の赤貝とウニは美味かった。
最後は例の如くで巻物で締め。
この店は海苔にはこだわっているようでいつも頼む事になるが、この日は親父さんの悪戯でワサビが多め、涙が出た。
という事で久方ぶりに親父さんの寿司を満喫したおかげでわたしはちょいと呑みすぎた。
かたやカミさんは最初のビールだけでは満足できなかったようで、結局はこちらもいつものワインバルへ付き合うという流れとなった。
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