昨日はお隣に住む若いご夫婦と飲んだり食べたりの楽しい時間を過ごした。
自分たちの子供とほぼ同じ年代のご夫婦なのに何故か気が合って、ずっと親しくさせてもらって来たが、近々彼らが近所に引っ越すことになり、じゃあその前にということで我が家にお招きすることにした。
ここまでこんな招いたり招かれたりを何度もしているが、何よりも好ましいのはこのご夫婦が私たちと同じく良く食べ良く飲むこと。引っ越し先は近所なのでこの先もまた行ったり来たりをするのだろうが、それでも今回はお別れ会の意味合いもあって、カミさんにも協力してもらいながら久方ぶりに前の日から仕込みを開始することになった。
と言うことで、この日のメニューはサラダやつまみを含めて5品。
良く飲み良く食べる人たちなので、この日はガッツリ系の肉と魚のメインを2品作ることにした。まずメイン1品目のこれは合挽肉に砂肝とウズラの卵をアクセントに練りこんだミートローフ。前回たまたま作った時に翌日食べたものの方が全然旨かったので、一昨日のうちに作っておいたのでそれだけ味も落ち着いていて上々の出来。
メインの2品目は鯛のオーブン焼き。
これは全部の具材に鯛とアサリの良い具合の出汁がまわり、オーブン焼きとアクアパッツァの中間みたいな仕上がりとなってこの日の一番、大好評だった。
最後の5品目は駄目押しで、魚介類のパエリア風炊き込みご飯。
さすがストウブ鍋の威力であっという間に出来上がった。こちらもほぼ完食となったのでまずくはなかったようだ。それにしてもこれだけ食べてくれると作った側としては嬉しいものだ。
以下、参考までにそれぞれのレシピ。
ミートローフ
これは基本的にハンバーグと同じ。そこに野菜や茹で卵を加えたり、アクセントに舌触りの違うものを加えて型に詰める。それを180度で20から30分焼けば出来上がり。脂が出すぎている場合は熱いうちにそれを捨てて常温まで冷まして食べたほうが味が落ち着いて美味しくなる。
鯛のオーブン焼き
一番下にタマネギの輪切りを敷き詰め、その上に塩胡椒した生の鯛の切り身(この日は4切れ)を置き、その隙間にジャガイモやらアスパラ、トマトを詰めて最後にアサリをのせる。ちなみに鯛の切り身は血を良く洗い流し、軽く塩と酒を振って暫く置いてペーパータオルでふき取った後に塩胡椒すると生臭さが消えて良い具合になるようだ。
更にその上から細かく刻んだ2カケ分のニンニクや適当なハーブを散らし、オリーブオイル、酒、それに醤油をそれぞれ大さじ3づつ掛け回し200度で20分焼く。その後は仕上がりをしっとりさせる意味も含め、1カップのお湯を加えて更に10分間焼いて出来上がり。
魚介類のパエリア風炊き込みご飯
海老、いか、ホタテにアサリのむき身を細かく刻んだタマネキやニンニクと一緒に炒め、パエリアの素と水を1カップほど入れて軽く沸騰させたところで、海老とホタテは取り出す。
予め洗って水を吸わせておいた米2合をストウブ鍋に移し、海老とホタテを取り出した後の煮汁と水を合計400mlになるよう調整して加え炊き上げる。火加減は最初が中火、沸騰した後は再弱火で10分、おこげが欲しい場合は見ここで最強火で10秒ほど。そのタイミングで取り出しておいた海老とホタテを戻し入れて10分間蒸らす。最後に全体をよくかき混ぜて個々人に取り分ける。
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