スペイン車旅 マラガからグラナダへ

早速マラガを出発、いよいよ130キロほど先のグラナダへ向かう。

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幸い天気も良く気温も22度くらい、道路事情も良いようだ。

ドライブも快調でみんなかなりのスピードで飛ばしてゆく。制限速度は100キロのようだが街中を出ると120キロ、平均的な車のサイズは日本と同じかそれ以下だがその殆どが二車線道路をそれより10キロ程度早いスピードで運転している。窓から見える景色はかなり乾いていて山がち、アメリカで言えばロスアンゼルスあたりの雰囲気に近いかも。

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最初のグラナダに到着、こちらのアパートに2連泊する。

Booking.comのアプリをダウンロードすると予約を一括管理できるだけでなく、この画面の「ルート案内」を押すとGOOGLEマップのナビが立ち上がるので便利だったが、予想以上に狭い石畳や一方通行だらけの道には苦労した。そんなこんなで何とかこちらのアパートに到着したものの道が狭すぎてアパート前で駐車することも荷物を降ろすこともできなかった。

f:id:Mtkisco3:20191110113300j:plain止む無く先に車を駐車場に停めてそこから歩くことに決めナビを駐車場に再セット。

ところがナビに指示された通りに運転しても同じところをぐるぐる回るだけで行き着けず。散々時間を無駄にしたところでその駐車場は諦め、もう一つ教えてもらっていた別の駐車場にセットし直してようやく到着したが、そちらも地下一階の駐車場に降りるのに切り返しが必要なほどの狭さだったのには驚いた。

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それでもそこから荷物を転がして到着したのはこんなアパートメント。

日曜到着だったために、あらかじめメールで教えてもらっていた玄関ドアのデジタルキーを開けると部屋のドアの外側に鍵の入った封筒が貼り付けてあった。

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中はワンベッドルームにリビングとキッチン。

予定通り洗濯機もついていて、のはずが操作の仕方がなかなかわからず往生したり、乾燥の機能がなかったり、こちらが勝手に思い込んでいた今までのアメリカでのコンドミニアムの経験が、ここヨーロッパでは全く通じないことを思い知らされた。

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まあ、それでもめげずに早速バル巡りを開始。

とは言え何分にも初めての地。自分のいるところすら今ひとつわからず目星をつけていたバルに向かおうと通りがかりの人に道を聞くと、なんと親切にもそこまで案内してくれて昼の時間が終わる直前の半分ほどシャッターが降りた店に滑り込むことができた。それにしてもこの先もスペインの人たちの親切さには随分と助けられることになる。

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てなことで現地の人でいっぱいのカウンターに図々しく割込み。

早速習っているスペイン語でビールを注文すると黙ってこんなタパスがついてきた。ビールの値段は3ユーロほどなのにこんな物が付いてくるとは驚き。とりあえず一杯飲んで、そして私のスペイン語が通じた安心感もあって、長かった空の旅の疲れが吹き飛んだ気がした。

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さて、この辺りのお店の夜の部は8時から。

そこで一軒目のバルで2杯ほど飲んだところでさっさと部屋に戻り昼寝と決め込むことにした。現地流の昼寝をしてさっぱりしたところで今度は迷う事もなく同じ通りにある別のバルに夕食に向かった。

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ここでは最初からワインを頼むとやはりこんなタパスがついてきた。どうやらグラナダではそういう仕組みとなっているらしい。

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そこで、頼んだのはやはり生ハム。

噂には聞いていたがやはり日本で食べる生ハムとは完全に別物。しっとりとして噛むたびに旨みがギュッと出てこれではワインが進むのも当たり前。この後も行く先々で生ハムを頼むことになる。

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翌日は朝早くからこの日のハイライトのアルハンブラへ。

宿から歩いて行くことにして結構急な坂道を登るとこんな入り口の門があった。今回は急な予約であったためメインとなるナスル朝宮のチケットが取れず、チケットが取れたヘネラリフェと呼ばれる庭園とアルカサバと言われる城砦跡を見学した。

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スペイン最後のイスラム王朝の夏の避暑地と言われたのがこのヘネラリフェ。

そこにはそこかしこに綺麗な花と水があって往時をしのばせたが、やはり有名どころだけあって各国の団体客で賑わっていた。

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また、山の端に位置するアルカサバからはグラナダの街が見渡せて、なるほどここでイスラム軍とキリスト軍が最後の最後に戦った場所なのかと感慨深いものがあった。この後も行く先々でこんなイスラム教とキリスト教の戦いを偲ぶことになる。

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街に降りて反対側にあるサンニコラス広場のそばにはこんな白い壁の家。

これからも、あちこちでこんな白い壁の家や村を見ることになる。

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さて、頃合いはお昼、とは言ってもお昼のスタートは2時ごろから。

歩いてすっかり喉が乾いてしまったのでまずはビールを頼むと出てきたタパスは肉団子。そして、やはり一回は食べないと落ち着かないので頼んだのはパエリヤ。最近は冷凍物のパエリアを出す店が多いという中でこれは待たされただけあって本物で、やはり日本で食べるものとは比べ物にならないほど美味かった。

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そのあとは部屋に戻ってまたもや昼寝。

8時になるのを見計らって出かけたのはガリシア料理のこんな店。

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この店名物の3品をハーフサイズで頼んだのにこの量が来た。

タコのガリシア風は本場物を初めて食べてみたがタコが信じられないほど柔らかく仕上げられていてとにかくうまかった。もちろん唐辛子を揚げたものもイカを焼いただけのものもやたらとうまくて大満足。盛り付けも変に凝ってないところが好印象だった。

さあ、これでグラナダは終了、翌日は次の目的地コルドバに向かうことになる。

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