揚げないコロッケ

昨日はコロッケが食べたくなった。

とは言え夏の暑い盛りに火を使ったり油で揚げるなんてのはとても暑くてたまらない。たまたま先日見たテレビでレンジを使ってコロッケを作ると言う番組があったことを思い出しそのやり方の一部をパクって実際に作ってみることにした。

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まず、そのテレビ番組ではコロッケ作りの全部の工程をレンジでやっていたが、やはり肉にせよ玉ねぎにせよ炒めてこその味が出るので、私はいつも通りに炒めることにした。一方、ジャガイモの方は時間短縮のためレンジでチンして炒めた肉や玉ねぎと混ぜ合わせてタネを作った。

通常であればこのタネができたところで①コロッケの形に丸め、②小麦粉をまぶして卵にくぐらせパン粉をつけて、③油で揚げるとなるところ、②と③を省略。その代わりにオリーブオイルを垂らしたパン粉をフライパンで色づくまで炒めたもので①のタネをカバーするようにまぶすことで揚げないコロッケを作ってみた。

実食した結果は見た目、味、食感も普段のコロッケに比べて遜色なく旨かったが欠点が一つ。タネを丸めるにしても色づいたパン粉をまぶすにして熱いままでは火傷してしまうので揚げたて熱々のコロッケで冷たいビールを飲むみたいなことは残念ながら不可能。

もしかしたら再度レンジでチンして温めるやり方もあるのかもしれないが、結局パン粉のカリカリ感がなくなって買ってきたコロッケみたいになりそうだし・・・。それを考えるとこのやり方も今ひとつ、むしろタネを丸めないでパン粉を振ってオーブンで焼くスコップコロッケの方が手間も含めて現実的のようだ。

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