アメリカも６日目、この日はラスベガスを出ていよいよサンディエゴへ向かう。
元々はサンディエゴへも車で行くつもりでいた。チケットを抑えたMLBの試合開始は午後６時、ところがその後になって何の連絡もなく何故か午後１時１０分開始のデーゲームに変更となっていた。そんな事なら最初から言ってよ、と嘆いてみたところでどうなるものでも無し、結局慌ててこんな別枠のチケットを取る羽目になった。それでも飛行機が万が一遅れでもしたら間に合わないので何とか無事に飛んでくれよと祈ったのが効いて定時出発１時間ちょっとの空の旅。
因みにラスベガスの空港はセキュリティで混んで痛い目に遭ったことがあったので、早起きして空港に来たのだが、発行されたチケットのDeltaロゴの右にあるTSA PRECHKの文字のお陰で並ぶこともなくあっさり通過。この人たちは安全だという印らしいが我々はグリーンカードを持ってるわけでも無くなぜこうなったのかは今もって不思議。
サンディエゴに到着。運良く予約していたホテルにアーリーチェックインすることが叶い、部屋に荷物を置いて早速フロントで教えてもらったトロリーに乗ってペトコ球場のあるガスランプ・クォーターに向かった。
駅を降りると目の前にはスタジアム。もう安心とばかりまずは腹ごしらえでお洒落なカフェでちょっぴり早い昼ごはん。サンディエゴは海が目の前のためか、このフィッシュ&チップスとビールですっかり最高の気分。この時点ではまさかこのペトコパークの中で殆ど迷子になってしまうとはツユにも思わなかった
さて、球場に着いたのでこんなe-チケットを示していよいよ入場。すぐに入り口近くのMLBのオフィッシャルグッズの売店でパドレスの T-シャツをゲットして観戦気分を盛り上げた。ところがここからが大変で、自分たちの席までどう行ったら良いのかわからない。ボールパーク全体が公園のようになっていて、おまけに我々の席が一塁側にも拘わらず三塁側から入ってしまったようで、一旦外に出て回り込む事がわかるまであちこちをウロウロ、それからも球場を半周するほど歩くことになった。
それはそれとして、このチケットはネットを探して手に入れたもの。ところがこれを購入したサイトはどうやら各種チケット専門の再販サイトだったようで値段も高め。恐らく良く調べておけばMLBの直販サイトが見つかって、そこでもっと良い席が正規の値段で買えたかもと後になって気がついた。気をつけるべし !!
それでもようやく席に着き、そうこうしているうちに試合開始のセレモニーが始まった。この日の試合はメジャー開幕３連戦の３戦目、サンディエゴには米国海軍の大きな基地があるためか「軍」がサンディエゴ・パドレスのオフィシャルパートナーとかで、陸，海、空に海兵隊までが全面協力。空からは特殊部隊のシールズがパラグライダーで降りてくるわ、グラウンドにはそれぞれの隊旗を持った軍人さんがズラリと並ぶわ、で試合前からそのセレモニーの派手さには度肝を抜かれることとなった。
そんなセレモニーの時から野球の好きな孫たちは大盛り上がり。その後は投手戦の末に地元パドレスがサンフランシスコ・ジャイアンツを降すということになるのだが、その間にはいかにもデータ野球のアメリカらしく、野手のほぼ全員が内野を守るという極端な守備陣形までを見せられてびっくり仰天してしまった。まあそんな訳でチケット含め多少の問題はあったものの、やっぱり本場の野球は日本の野球とは大違い、しっかり楽しむことが出来て大満足だった。
野球も見て興奮覚めやらぬこの日の夕食はこの☝️お寿司屋さん。長旅もこの辺りに来ると日本食が恋しくなる筈とあらかじめ日本から調べて予定に組み込んでおいたものだが予約は取らない店のために既に２０人ほどの行列。結局３０分ほど並んでようやく入店を許された。
さて、注文した料理が出てきて、これ天麩羅ということらしい。
これ何とかロール。
これ Shogun という盛り合わせ。手前のやつがRainbow Roll。
これチキン焼きそば。麺は２玉くらいありそうで凄いボリューム。
写真で分かる通りこれらすべてが正真正銘アメリカ版のなんちゃって日本食、それでも孫たちは魚に飢えていたらしく喜んで完食。頼んだ味噌汁がスープとして最初に出てくるところなど如何にもアメリカらしくて面白かったし、見てくれはともかく実際の味は悪くなかったのでまあ問題無しだった。そんなこんなで長かったこの日も無事終了。
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